なんのために人は生きているのだろう。何が僕は得意なのだろう。

電子書籍をめぐる2冊

黄金週間、ということでとりたてて予定もないので、読書に時間を費やしている。手持ちのKindle DXが早々と2.5になったのを記念して(Amazonのアナウンスによれば5月下旬のリリース予定)、電子書籍関連の本を購入して読んでみた。

上の「iPad vs キンドル」という本はだいぶ前から出ていて知っていたけど、タイトルの「キンドル」が厭で敬遠していた1冊だった(だったら、iPadもアイパッド、だろうよ・笑)。だけど、実際本を読んでみると対決色な内容はほとんどなく、まあこうしておけば売れるんではないか的な表題の決め方だ(笑)

もう1冊あったのがこの本。表紙にも書いてあるようにこの人は生粋の(?)活字中毒者で、内容のマニアック度もこちらのほうが上。「iPad vs キンドル」が今後のeBook展開がどうなっていくか(アメリカも日本も含めて)という内容になっているのに対し、「電子書籍の衝撃」では、今後の「出版」がどうなっていくかというところに踏み込んでいる。どちらがいいか悪いかではなく、入れ込み度が違う感じがする。

僕も部屋に占めるモノのほとんどが本、という「ジャンキー」ではあるけれど、読む分野は偏っている。最近は専ら、コンピュータとかネット(ビジネス)関係、そしてスピリチュアル系のものである。月に数万円くらい本に費やすこともあるが、それはジャンキー故で、実は買った本の中身はコンピュータ関係を除けばほとんど変わり映えしない、つまりつまらないのである。小説はもうかなり前から買っていないが、それはすぐに読めちゃうからで、コストパフォーマンスがよろしくないのがその理由だったりもする。

「電子書籍の衝撃」は昨今の出版事情まで踏み込んでいて、読み応えがある。本は昔は「聖なるもの」であったけど(いろんな意味で)、今はそこまで祭り上げられるものが少なくなったのではないか。1回しか読まないような、雑誌や時事モノの本はさっさと電子化すれば環境にも優しいとおもうのだが、そう簡単にはいかないようだ。

これらの本を読むと、日本の出版業界もここ数年で激変する予感はある。今までにこだわるとどこも生き残れないのではないか。

そんな風に思わせる内容の本だった。おもしろかった。